2011年5月21日土曜日

5万円台のマルチタッチ対応ミニノート――「Eee PC T91MT」をいじり倒す

 今度のEee PCはいつもと大きく違う。約960グラムの軽量ボディにタッチパネルやワンセグチューナーを搭載し、携帯性と多機能を両立しているのだ。早速、試してみよう。

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 ASUSTeK Computer(ASUS)の「Eee PC」シリーズからタッチスクリーンを搭載した「Eee PC Touch」シリーズが登場した。その初代製品となる
「Eee PC T91MT」は、8.9型の回転式ワイド液晶ディスプレイを搭載した小型軽量なコンバーチブル型タブレットPCだ。OSは32ビット版Windows 7 Home Premiumをプリインストールしている。

 ボディのサイズは225(幅)×164(奥行き)×25.2?28.4(高さ)ミリ、重量は約960グラムとコンパクトに仕上がっている。実測でも重量は969グラムと、ほぼ公称値通り エルメス バッグ
だ。最厚部と最薄部の差も少ないため、バッグなどへの収まりもよい。Eee PCといえば、丸みを帯びたボディデザインによるカジュアルなイメージが強いが、T91MTは比較的直線的なフォルムとなっており、ビジネスツール的な雰囲気も少し感じられる。

 内蔵のリチウムポリマーバッテリー(2セル)は公称駆動時間が約5.1時間とされており、1キロ以下の重 フェラガモ 靴
量を考えると優秀だ。詳しくは後述するが、省電力に配慮したプラットフォームの採用がこれに貢献している。従来のEee PCシリーズと同様、携帯性に優れる小型軽量タイプのACアダプタも付属する。ACアダプタのサイズは35(幅)×85(奥行き)×26(高さ)ミリ、ケーブルも含めた総重量は約215グラムだ。

 モバイルPCとして携帯性は申し分ないといえる
が、バッテリーが着脱式ではなく、内蔵されていて交換できない点は気になる。

●Atom Zシリーズの基本システムを採用

 小型軽量と省電力に注力しているだけに、基本スペックは控えめだ。CPUはAtom Z520(1.33GHz)、チップセットはグラフィックス機能(Intel GMA 500)統合型のIntel SCH US15Wを搭載する。メインメモリは標準で2Gバイト クリスチャンルブタン 靴
(DDR2-4200)だ。背面の小型カバー内にSO-DIMMスロットが1基あり、標準で2Gバイトのモジュールが装着されている。

 データストレージは32Gバイトの2.5インチSSDを内蔵する。最近のミニノートPCとしては容量がかなり少ない点は覚えておきたい。500GバイトのWebストレージ(ASUS WebStorageサービス)を12カ月間無料で使用できる権利が付加され クリスチャンルブタン パンプス
ているので、モバイルシーンではこちらをうまく活用したいところだ。

 ちなみに今回入手した機材のSSDは、サンディスクの「pSSD-P2」を採用していた。Netbook/MID向けの低価格モデルのため、あまり高い性能は期待できないが、機械動作部品がないことによる静音性、衝撃や振動に強いSSDならではの安心感は、こういった小型軽量ノートPCにとって大
きなメリットだろう。光学ドライブは内蔵せず、ゼロスピンドル構成となっている。

 付加機能としては、ワンセグチューナーの内蔵が目を引く。付属のアンテナを接続すれば、手軽にワンセグが楽しめる。視聴ソフトはサイバーリンクの「TV Enhance」が標準搭載されているが、録画には対応せず、行なえるのは視聴のみだ。TV Enhanceはタッチパネルでの
操作にも対応しており、画面上で指を上下にスライドさせるとチャンネル切り替え、左右にスライドさせると音量調整、スクリーン上をダブルクリックするとウィンドウ最大化が行える。

 SDメモリーカードスロット(SDHC対応)を2基搭載するのもポイントだ。1基のスロットに大容量のSDHCメモリーカードを差したままにしてSSDの容量不足をカバーしつ
つ、フリーになっている別のスロットでデジタルカメラなどとのデータのやりとりを手軽に行えるので重宝する。1基は左側面の奥にあって密閉型のカバーが付いており、もう1基は前面にあってダミーカードが装着されていることを見ても、こうした用途を想定したものと思われる。

 そのほかのインタフェースは、2基のUSB 2.0、アナログRGB出力、ヘッド
フォン、マイク、ワンセグのアンテナ入力を備えており、液晶ディスプレイの上部には30万画素のWebカメラとアレイマイクを内蔵している。USB 2.0は左右に1基ずつあるが、左はL字型コネクタを差すACアダプタ用のDC入力がすぐそばにあり、少し煩わしく感じた。ワンセグのアンテナ入力も右側面の手前側にあり、利用時はUSBやヘッドフォンのケーブルと干渉しな
いよう注意が必要だ。

 通信機能は有線LANが100BASE-TXまでの対応にとどまるが、IEEE802.11b/g/nの無線LANとBluetooth V2.1+EDRも内蔵しており不満はない。

●マルチタッチ対応の回転式液晶ディスプレイを搭載

 液晶ディスプレイのサイズは8.9型ワイド、画面解像度は1024×600ドットに対応する。スケーリング機能によって、縦の表示
が多少つぶれるが、1024×768ドット表示に設定することも可能だ。2ポイントのマルチタッチ機能に対応したタッチスクリーンを採用しており、ボディ右側面の手前に内蔵するスタイラスペンや指などで、画面に直接触れて操作できる。

 表示品質に関しては、タッチセンサーの影響で画面が少しくすんだような表示となっており、視野角もかなり狭い。2?3年
前までの抵抗膜方式を採用したタブレットPCにはこのようなものがよく見られたが、最新の製品としてはもう少し頑張ってもらいたかった。6万円を切る低価格帯で多機能を詰め込んだため、ここは仕方がないところだ。

 ヒンジ部分は180度まで開き、さらに180度回転する2軸ヒンジとなっており、折り畳んでピュアタブレットスタイルで利用することもでき
る。画面の表示方向は液晶ディスプレイの左下にあるボタンの長押しで切り替えられる。ボタンを長押ししていると表示方向を示すアイコンの向きが90度単位で順次変わっていくので、表示させたい方向に向いたときにボタンから手を離せばよい。

 本体をピュアタブレットスタイルにして、付属のスタイラスペンや指で画面に触れて操作するスタイルならば
、電車内などで立ったまま利用できる。Windows 7 Home Premiumには手書き認識に対応した入力パネルやペン入力前提のアプリケーション(Windows Journalなど)が用意されており、Webブラウズ時の検索、簡単なメモやメールの作成ならばペン入力のみで十分行なえる。

 T91MTのような小型軽量ノートPCとマルチタッチ機能との相性は非常によいといえるし
、タッチタイプによる本格的な文字入力を行いたい場合に対応できるキーボードも備えている。

●タッチ対応アプリケーションは多数付属するが……

 マルチタッチ機能に対応したアプリケーションとしては、壁紙作成ソフトやゲームなど6つのアプリケーションからなるWindows 7の「Microsoft Touch Pack」のほか、独自のアプリケーションとして、写真
管理/アルバム作成ツールの「フォトファン」やメモ付き計算機などが用意されている。

 これら独自のツールはWindows 7のデスクトップ画面上部に常駐するランチャーソフト「Eee Docking Touch」からアクセスできる。また、タッチ操作に最適化された大きなアイコンから各種アプリケーションなどにアクセスできる全画面メニューの「Touch Gate」も備え
ている。全画面メニューとWindows 7デスクトップ画面の切り替えは液晶ディスプレイ下部のボタン1つで行なえる。

 もっとも、日本向けの製品企画としては少々疑問も残る。「Eee Docking Touch」にはオンラインコンテンツにアクセスできる「ASUS@Vibe」や「AP Bank」などもあるが、前者のコンテンツは海外仕様のままだし、後者のゲームなどもやはり海
外仕様の体験版であり、国内ユーザーにアピールするには厳しいだろう。

 特にライトユーザー向けのランチャーメニューに標準でこういうものが含まれていると、PCに不慣れなユーザーが価格に引かれて買った場合、取っつきにくいと感じてしまい実にもったいない。低価格なノートPCであっても、タッチパネル用のソフトをしっかり付けようという姿勢は
評価したいが、日本版では思い切ってカットしてもよかったのではないだろうか。

 また、Microsoft Touch Packの使用感も気になる部分がある。画面の狭さやCPUの遅さから操作がもたつくことがあり、データストレージ容量の小ささも画像データなどを扱う点ではネックとなるだろう。

 Microsoft Touch Packはユーザーがタッチ機能に親しむための
とっかかりとして適したソフトではあるが、PCのキーボードとマウスによる操作になじめないユーザー向けという側面も強い。特に画面が小さなAtom Z搭載モバイルマシンのT91MTでは、その利便性をうまく発揮できないことも少なくない。

 つまり、タッチパネルとコンバーチブル型ボディを採用したことで、ピュアタブレットPCのスタイルでWindows 7をタ
ッチ操作できる点は、電車の中や寝ころんで利用する場合などに便利だが、付属のマルチタッチ対応ソフトは使い勝手がいまひとつなものも少なくない、というのが率直な感想だ。

●小さいながらも十分使えるキーボードとタッチパッドを用意

 キーボードは主要キーのキーピッチが実測で縦15.5×横14ミリ、最上段のファンクションキーなどのピッチ
は同じく実測で縦12.5×横11.5ミリと、10型クラスの液晶ディスプレイを搭載したNetbookに比べると少し小さい。

 ただし、キーレイアウトについては半角/全角キーが最上段にある程度で、操作性を阻害するような配列のクセは見られない。個人差は多少あるだろうが、慣れればタッチタイプは可能なレベルといえる。

 キーのスイッチはやや反発
が強めで、カチャカチャと音が鳴るのは少し気になるが、キートップには軽くくぼみが付いていて指が置きやすく、ユニットの固定もしっかりしており、タッチ感はおおむね良好だ。

 2ボタン式のタッチパッドは少しホームポジションからずれたボディ中央に配置されている。左右のクリックボタンは一体成型されており、カチカチと少し軽い音がするが、ス
イッチの位置が少し高めに配置されているためか使用感はよい。

 タッチパッドにはシナプティクスのドライバが導入されており、2本指での縦横スクロールや、ページ/画像送りに使える「3本指ではじく」などのマルチタッチジェスチャー機能が利用できる。

●静音性、発熱の処理はいずれも優秀

 ベンチマークテストの結果は下記に掲載
している。Atom Z520とUS15WというミニノートPCでおなじみの基本システムのため、SSDの性能がカギとなるが、WindowsエクスペリエンスやPCMark05のHDDスコアを見ると、5400rpmの2.5インチHDDとほぼ同レベルかわずかに下といったところだ。評価機に搭載しているSSDがサンディスクの「pSSD-P2」なので妥当なスコアだろう。

 このSSDは廉価版なが
ら不揮発性メモリのキャッシュを搭載していることでレスポンスの低下を防ぐ構造になっているのが特徴だが、CrystalDiskMark 2.2(ひよひよ氏作)の結果にもそれは現れている。ランダムライト4Kバイトは廉価版としては高速なほうだが、ほかのライト性能やシーケンシャルリードはHDDより遅い。全体的にも特にパフォーマンス面でSSDの高速性は感じられず、ごく普
通のAtom Z520システムのスコアだ。

 実際の使用感としては、Webアクセスなどがワンテンポ遅い印象はあるが、少し慣れれば特にストレスというほどではない。ただ、アプリケーションのインストール時などは待たされる印象が大きい。

 バッテリーの駆動時間はBBench 1.01(海人氏作)でテストした。ASUS独自の省電力技術であるSuper Hybrid
Engineは無効にして、電源プランはOS標準の「バランス」、液晶ディスプレイの輝度は40%で測定している。20秒間隔でキーストローク、120秒間隔でWeb巡回を行う設定でテストしたところ、駆動時間は4時間32分でバッテリー残量が6%だった。モバイルPCとして実用的な駆動時間といえる。

 発熱や静音性は優秀だ。ボディの温度については、動画観賞など
で長時間利用し続けていても表面が高熱を帯びることはなく、底面中央付近がじんわりと温まる程度だった。室温20度の環境でPCMark05を実行した直後のボディ表面温度は、キーボード左が32度、キーボード右が31度、パームレスト左が30度、パームレスト右が28度、底面左が38度、底面右が35度と放熱性が高い(いずれも各部の最高温度)。

 静音性に関し
てはファンレス設計かつSSDを搭載したモデルなので、低負荷時、高負荷時ともほぼ無音だった。テスト時の室温が20度と低いことを割り引いても、優秀な熱設計といえる。

●若干のパワー不足を割り切れるなら、買い得感が高い多機能なミニノート

 Eee PC T91MTの価格は5万9800円、店頭での実売価格は5万円台半ばから後半となっている(2010年2
月26日現在)。Netbook系のAtom Z520搭載機にしては割高に思えるかもしれないが、小型軽量ノートPCとして十分な実用性を持っていることに加えて、マルチタッチ機能やワンセグチューナーなどを装備しており、バッテリー駆動時間や放熱性、静音性も問題がない。

 非力なハードウェアに少々機能を盛り込みすぎている印象はあるが、パフォーマンス面を
割り切れるのであれば問題はなく、モバイルマシンでWindows 7のタッチ操作を楽しみたいユーザーにとって、買い得感は高いといえる。【鈴木雅暢(撮影:矢野渉)】

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引用元:ドラゴンネスト rmt

2011年5月10日火曜日

<微笑みの国、タイで若大将の新たな魅力発見???!!?

新年あけましておめでとうございます! 今年も我々ジャパンゴルフツアーへの心温まるご支援、ご声援をどうぞよろしくお願いいたします。さて、ジャパンゴルフツアーメンバーは今年も新年早々から大活躍。タイ?ホアヒンにあるブラックマウンテンゴルフクラブで行われたアジア対欧州の対抗戦「ザ?ロイヤルトロフィ」で“初戦”を迎え、代表メンバーに選ばれた日 信長 rmt
本勢の石川遼、薗田峻輔らと、“若大将”も大いに気を吐きました。

池田勇太のフォトギャラリー

池田勇太は石川とともに、バンコク国際空港「スワンナプーム空港」に降り立ったときから気合いが入っていた。黒のスタイリッシュなジップアップセーター姿の石川に対して、お決まりのダブルの黒スーツは貫禄十分。さらに“グラサン”でビシっと決めて ASTARIA RMT
、亜熱帯の熱気ムンムンの空港ターミナルからリムジンに乗り込む姿は、一見しただけではとてもプロゴルファーには見えない???。

コースでは、3タックのダボダボパンツ。それ以外のオフィシャルの場では、このスタイルと決めている。普段のトーナメントでも、最初に会場入りする時は必ずダブルのジャケットを羽織って礼儀を示すのが“勇太流”だ。正月の Lineage rmt
バラエティ番組では、光沢のあるグレーのスーツ姿でまさに“光って”いた。そのほか、海外メジャーへの渡航の際もそうで、今回の団体戦でも例外ではなかった。

入国するなり石川とともに、地元メディアの取材を受けて、「ベストメンバーが揃い、皆で良いプレーをお見せできるはず」と、毅然と受け答えをしていた池田。一方で、ファンに囲まれ無数のカメ
ラを向けられて困惑する石川をさりげなくかばったり、普段は憮然とした表情の奧に隠した気配りと優しさはあいかわらずだった。

大会期間中の選手たちは、フォーマルな場所ではみな揃いのユニフォームを着ることになっていて、前夜祭など公式の場で着るスーツも大会から用意されたもの。普段は見慣れない、シングルボタンのノーマル(??)なスーツ
も、思いのほか似合っていて、微笑みの国タイで若大将の新たな魅力発見の新年であった。


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引用元:信長 rmt